最終更新日:2007年1月10日
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[遺伝子組み換え]
■2006年はGMによくない年 地球の友年次報告
Freind of The Earthは1月8日、「誰がGM作物から利益を得ているのか」と題する遺伝子組み換え作物に関する年次報告を発表した。この中で、遺伝子組み換え作物を70%以上大規模に栽培している国は、まだ米国とアルゼンチンの2カ国にとどまっているとしている。
「遺伝子組み換え作物は飢餓を救う」という宣伝があるが、ナイジェリアのFriends of the Earth Africaの Nnimmo Basseyは、「今日のGM作物は、世界のどこでも飢餓を救うことなく、豊かな国の消費される肉を作るための飼料として使われている」と語った。またレポート、現在商業化されているGM作物は、農薬使用を増加させ、環境には有益でもなく、長期的には使えないものになるだろう、としている。そして2006年を振り返り、GM作物に悪い年であったと総括している。
- 米国農務省も、GM作物の生産量が従来品種に比べ必ずしもよいとはいえない、と初めて認めた。
- 米国の違法な遺伝子組換え米による汚染があった
- この10年、GM綿を栽培した国での生産量は低下した。2006年にはメキシコと南アフリカで深刻な低下が予想されている。
- 2006年12月現在、71種類のGM作物が開発されたにもかかわらず、その商業利用は除草剤耐性と害虫抵抗性という2つの特徴による4つの作目(トウモロコシ、ワタ、大豆、カノーラ)だけである。