最終更新日:2007年1月25日
2007年
2007年1月
2007.01.31 No.416
2007.01.30 No.415
2007.01.29 No.414
2007.01.27 No.413
2007.01.26 No.412
2007.01.25 No.411
2007.01.24 No.410
2007.01.22 No.409
2007.01.19 No.408
2007.01.18 No.407
2007.01.17 No.406
2007.01.15 No.405
2007.01.12 No.404
2007.01.10 No.403
2007.01.05 No.402
2007.01.04 No.401
2007.01.03 No.400
2007.01.01 No.399
2007年1月
2007.01.25 No.411
[その他]
■米を原料にバイオエタノール工場建設へ 全農
1月25日の日本農業新聞によれば、全農は米を原料とする1千キロリットル規模のバイオエタノール製造プラントの建設をはじめるという。このプラントは、2008年秋完成を目指し新潟県に建設する。原料の稲は、JAにいがた南蒲が今年から50ヘクタールで作付けするとしている。製造プラントは、稲を丸ごと活用し、発酵かすは配合飼料の原料に、灰はケイ酸質資材に使い、エネルギーの地域循環を目指すという。
・日本農業新聞, 2007-1-25この全農のバイオエタノールプラントについては、2006年5月17日に開催された「第3回エコ燃料利用推進会議」で配布された参考資料に、全農による検討結果が掲載されている(P.4)。これによれば、原料にキロ当たり20円の超多収品種の玄米を使った場合のコスト計算まで行っている。1万5千トンの原料玄米から6700トンのエタノールを生産し、出荷価格は1リットル当たり119円と想定している。このエタノールをによるE3ガソリン(ガソリンに3%混入)でも121円と試算し、十分に市場性があると判断している。
この会議に提出された参考資料には、減反田約12万ヘクタールを使ったエタノール生産の試算が掲載されている(P.42)。この試算では、年間30万キロリットル、原油換算17万5千キロリットルが可能だとしている。
・第3回エコ燃料利用推進会議, 2006-5-17