最終更新日:2007年2月15日
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- 有機農業推進法・基本計画審議(第2回) 2月27日に開催
- 最終的なターゲットは自家採種の禁止 UPOVの次のステップ
- 北海道交雑試験 イネは237mでも交雑 国の指針は30m
- 花粉症緩和GM米、試験栽培で交雑はなし、と発表
- 米国:高リスク牛検体をすり替え 違法なカナダからの生体牛輸入
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- 有機農業推進法:基本方針の審議始まる 前途多難か
- タイのジーンバンク 消え行く在来米2万種余りを保存
- 京都府GM交雑防止指針を公表 国の2倍の隔離距離
- 有機農業の日々「フランドン農学校の尾崎さん」 東京で2週間上映
- 今こそ行動を開始すべき時、と警告 温暖化報告書に研究者
- あなたの生活レベルは、地球をどれだけ使っているか?
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2007.02.04 No.419
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[遺伝子組み換え]
■GM食品2品目承認へ 食品安全委
食品安全委員会は2月15日、遺伝子組み換え由来の食品など2品目の承認へ向けて意見募集を始めた。これは、モンサントの遺伝子組み換えの「高リシントウモロコシ」と、遺伝子組み換え微生物由来の「アミラーゼ」の2つで、意見の締め切りは3月16日。
・食品安全委員会, 2007-2-15今回意見募集となった「高リシントウモロコシLY038系統」について、食品安全委員会の評価書(案)によれば、このトウモロコシは、主として飼料用に用いられるデントコーン種であるけれど、コーン油やコーンスターチとして広く利用されているとしている。ニュージーランドでは2006年6月、このトウモロコシで作られるリシン自体にリスクはないものの、加熱されて生ずる生成物が糖尿病を引き起こす可能性があるという記事がDiabeticNewsに掲載されている。
・DiabeticNews.com, 2006-6-142006年1月に開かれた遺伝子組換え食品等専門調査会の第36回会合で、「リシンの代謝産物のα−アミノアジピン酸とかサッカロピン」の危険性が問題となり、モンサントに対して資料要求となった。この要求にモンサントは、マウスによる急性毒性試験を行ったが問題はなかったという回答を出したようである。同専門調査会ではこの回答でよしとしている。詳しくは第42回会合の議事録の3ページから16ページを参照。今回公表された評価書(案)でも、この単発の急性毒性試験の結果により問題なしとしている。
・遺伝子組換え食品等専門調査会, 2006-11-21関連記事 No.273
・高リシンGMトウモロコシは、糖尿病を引き起こすかもしれない