最終更新日:2007年3月22日
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- 有機農業推進法・基本計画審議(第2回) 2月27日に開催
- 最終的なターゲットは自家採種の禁止 UPOVの次のステップ
- 北海道交雑試験 イネは237mでも交雑 国の指針は30m
- 花粉症緩和GM米、試験栽培で交雑はなし、と発表
- 米国:高リスク牛検体をすり替え 違法なカナダからの生体牛輸入
2007.02.17 No.428
2007.02.16 No.427
2007.02.15 No.426
2007.02.11 No.425
2007.02.08 No.424
2007.02.07 No.422
- 有機農業推進法:基本方針の審議始まる 前途多難か
- タイのジーンバンク 消え行く在来米2万種余りを保存
- 京都府GM交雑防止指針を公表 国の2倍の隔離距離
- 有機農業の日々「フランドン農学校の尾崎さん」 東京で2週間上映
- 今こそ行動を開始すべき時、と警告 温暖化報告書に研究者
- あなたの生活レベルは、地球をどれだけ使っているか?
2007.02.06 No.421
2007.02.05 No.420
2007.02.04 No.419
2007.02.02 No.417
2007年3月
2007.03.22 No.439
[BSE]
■牛肉混入 米国農務省 タイソン社の人的ミスと報告
農水省は3月22日、2月に見つかったタイソン社レキシントン工場(ネブラスカ州)による証明書の無い米国産牛肉混入に関する米国農務省の報告書を公表した。この報告書によれば、この混入はタイソン社のスキャン担当者がスキャナーのエラーメッセージを無視して非適合品をパレットに積載し、さらに確認作業担当者がそのまま適合品として署名を行ったことによる「人的エラー」だとしている。さらに、混入した牛肉が日米取り決めの20ヶ月齢以下であったとは確認できなかったとしている。
これを受け農水省などは、タイソン社レキシントン工場からの輸入手続を停止し、今後の改善状況を踏まえて判断するとしている。
・農水省プレスリリース, 2007-3-22 ・農水省, 2007-3-22 ・USDA, 2007-3-20昨年11月に発覚したスイフト社グリーリー工場からの胸腺肉の混入も、今回同様にスキャン担当者のミスであったとしている。つまるところ、いろいろなシステムは作るものの、人的エラーを回避できるほどの内容がないものであり、品質管理システムに信頼性が無いことを露呈している。言うならば、現在の米国企業が学習能力を欠いているということでもある。 今後もこのような問題が起きるだろう。
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