最終更新日:2007年5月10日
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■無農薬でも収量減らず 有機向きのジャガイモ「さやあかね」
北見農業試験場の開発したジャガイモの新品種「さやあかね」は、無農薬で栽培しても収量減も少なく、味も「男爵」以上でコロッケ向きだという。「さやあかね」は1995年から、疫病抵抗性のあるインドの「I-853」を母、疫病圃場抵抗性でジャガイモシストセンチュウ抵抗性のある「花標津(はなしべつ)」を父として人工交配し、選抜された。疫病抵抗性が強いため、無農薬栽培が可能となったが、慣行栽培と比較して、無農薬栽培での収量低下は少ない。十勝農試での試験では、無農薬無肥料栽培での収量が「男爵」が46%(慣行比)に対して「さやあかね」は87%と有機農業向きのジャガイモのようである。多肥の場合、褐色心腐の発生することがあるとしている。中生で休眠が短いようだ。
外観は赤みを帯び、男爵に比べ目は浅い。2006年8月に品種登録出願がなされている。本格的な栽培は3年後からという。
・作物研究所 平成17年度成果情報 ・北海道新聞, 2007-5-9