最終更新日:2007年8月19日
2007年
2007年8月
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2007.08.25 No.488
2007.08.24 No.487
2007.08.22 No.486
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2007.08.16 No.484
2007.08.14 No.483
- ダイオキシンに汚染されたグアーガム 原料はインド産
- 食品から摂取するダイオキシン類は1.04pg-TEQ 2006年度調査結果
- ダイオキシン被害は終わらない 9月に国際フォーラム開催
- “未承認GMトウモロコシの混入”を回避 MIR604承認へ
2007.08.12 No.482
2007.08.06 No.481
2007.07.01 No.480
2007.06.26 No.479
2007.06.25 No.478
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2007.06.10 No.471
2007.06.09 No.470
2007.06.08 No.469
2007.06.05 No.468
2007.06.03 No.467
2007年8月
2007.08.19 No.485
■白米は突然変異の赤米から選抜された
8月16日のChronicle Onlineによれば、コーネル大学や国際稲研究所(フィリピン)などの研究グループはこのほど、現在の白米の97.9パーセントがジャポニカ種の一つの遺伝子の突然変異(DNAの欠損)に由来するとの研究結果をPLoS GENETICSに発表した。また、残る2.1%のインディカ米の白米からも同様の突然変異を見つけたという。この白米に関する2つの突然変異は野生の赤米からは見つからなかったとしている。
この研究によれば、約1万年前に赤米に生じた突然変異の結果、この白米種が少ない燃料でより早く調理でき、赤米と比較して精米がより容易であり、病害がより発見しやすいことから、まずヒマラヤ地域で、次いで残りの地域で、古代の農民がこの白米種を積極的に栽培し広げた、と研究者は推測しているという。
・Chronicle Online, 2007-8-16 ・PLoS GENETICS、2007-8-10