最終更新日:2007年9月23日
2007年

2007年9月
2007.09.28 No.492
2007.09.24 No.491
2007.09.23 No.490
2007.08.29 No.489
2007.08.25 No.488
2007.08.24 No.487
2007.08.22 No.486
2007.08.19 No.485
2007.08.16 No.484
2007.08.14 No.483
- ダイオキシンに汚染されたグアーガム 原料はインド産
- 食品から摂取するダイオキシン類は1.04pg-TEQ 2006年度調査結果
- ダイオキシン被害は終わらない 9月に国際フォーラム開催
- “未承認GMトウモロコシの混入”を回避 MIR604承認へ
2007.08.12 No.482
2007.08.06 No.481
2007年9月
2007.09.23 No.490
[畜産・クローン
]
■食品安全員会 体細胞クローン解禁へ踏み出す
食品安全委員会企画専門調査会は9月7日、第21回会合において食品安全委員会が自らの判断により食品健康影響評価を行うべき案件について検討し、体細胞クローン牛を含む6件を選定した。企画専門調査会の議事概要では「次回の企画専門調査会において再度検討することとなった」としている。
・食品安全委員会企画専門調査会このリストアップは、米国がクローン動物由来製品の表示なしの流通解禁を2007年内にも実施するとの方針を受けてのものと見られる。米国内の動きには「何を食べさせらるのか」という“危機感”が感じられる。米国がクローン由来製品を解禁した場合、法規制のない日本では、米国産クローン牛肉ばかりかクローン豚肉も、大手を振って輸入され流通することになるだろう。米国では表示、日本では表示なし、ということもありえない話ではない。
日本では1993年以来、受精卵クローン牛は312頭が食肉として出荷されているが、体細胞クローン牛は法規制のないまま、農水省の自粛指導により出荷されてはいないこととなっているとされている。日本での体細胞クローン動物は、牛が528頭、ブタが205頭、ヤギが9頭となっている。体細胞クローン牛528頭中の約55%が、死産(77頭)、生後直死(88頭)、病死等(125頭)と死亡している。
・農水省, 2007-8-3