最終更新日:2011年5月7日
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2011年5月の農と食

2011.5.7 No.521
■原発立地:どこにも逃げ場がない

 全国に設置された原発は、休止中も含めて北海道から鹿児島まで合わせて54基。各地の原発ごとに半径200キロの円を描いてみると、北海道東部と沖縄を除き、ほとんどカバーされてしまう。わずかに紀伊半島南部が残るくらいである。どこにも逃げ場がないほど“上手に分散させた”と思うような立地である。

 このような状況で東海地震が発生した場合、予想域の真ん中に位置する浜岡原発がどこまで耐えられるのかが問題となる。国や電力会社の言う「安全」は軽々しく信用できるものではない。それが如何にもろいものかは、福島原発の事故が立証してしまった。

 

[2011-5-11]
 東アジアも原発だらけ。韓国も台湾も、原発200キロ圏にほとんどすっぽりカバーされてしまう。西表島は台湾の原発からわずかに外れているが、事故が起きれば西風で汚染の可能性は大きい。その時、希釈されるとはいえ、放射能汚染は日本全体に及ぶことになる。

  東アジア原発地図