最終更新日:2016年08月28日
2016年
2016年8月
最近の記事
2022.12.29 No.1152
2022.12.25 No.1151
2022.11.30 No.1150
2016年8月の記事
2016.08.31 No.737
2016.08.30 No.736
2016.08.29 No.735
2016.08.28 No.734
2016.08.26 No.733
2016.08.22 No.732
2016.08.20 No.731
2016.08.19 No.730
2016.08.17 No.729
2016.08.16 No.728
2016.08.15 No.727
2016.08.14 No.726
2016.08.13 No.725
2016.08.12 No.724
2016.08.11 No.723
2016.08.09 No.722
2016.08.06 No.721
2016.08.05 No.720
2016.08.03 No.719
2016年7月の記事
2016.07.31 No.718
2016.07.30 No.717
2016.07.27 No.716
2016.07.17 No.715
2016.07.13 No.714
2016.07.09 No.713
2016.07.08 No.712
2016.07.07 No.711
2016年6月の記事
2016.06.30 No.710
2016.06.23 No.709
2016.06.21 No.708
2016.06.18 No.707
2016.06.17 No.706
2016.06.07 No.705
2016.06.01 No.704
2016年8月
2016.08.28 No.734
[遺伝子組み換え]
■シンガポール:デング熱対策 GM蚊を排除
ネッタイシマカ / Oregon State University on Flickr
シンガポール環境庁は今年10月より半年間、シンガポールの3か所で、デング熱対策として、ボルバキア・バクテリアに感染したオスのネッタイシマカ数千匹を試験的に放飼すると発表した。デング熱対策としてブラジルなどでは、オキシテック社の遺伝子組み換え(GM)蚊が放飼されているが、シンガポールは賢明にも、GM蚊を選ばなかった。
ボルバキア・バクテリアは宿主の生殖を操作し、感染したオスと交尾したメスの産んだ卵の孵化を阻害する。また、ボルバキア・バクテリアに感染したネッタイシマカでは、デング熱ウイルスは増殖できないという。
オキシテック社の遺伝子組み換え蚊がブラジルなどで試験的に放飼されているが、予期せぬ環境影響が懸念されている。しかし、ボルバキア・バクテリアに感染した蚊では、環境影響は少ないと見られているという。
・NewsAsia, 2016-8-27デング熱対策としてのボルバキア・バクテリア感染蚊の放飼は、すでに行われている。米国カリフォルニア州では、毎週4万匹が放飼されているという。中国では、さらに大規模な放飼が4年間行われている。中国広東省広州市にある熱帯病昆虫媒介抑制共同研究センターでは、毎週200万匹のボルバキア感染蚊を放飼しているという。この放飼により、ネッタイシマカが99%減ったという結果が得られているという。
・Wired, 2016-7-20 ・Wired, 2016-8-4カテゴリー
よく読まれている記事
- ネオニコ系国内出荷量 21年度3.8%増 第二世代は63%増
- 有機農業は排外主義に与しない 参政党に反対する農民と市民が声明
- 冊子『スルホキサフロル 新しいネオニコチノイド系農薬』刊行のお知らせ
- ネオニコ系イミダクロプリド 自閉スペクトラム症様の視知覚障害を引き起こす
- 厚労省:グリホサートの残留基準値を大幅緩和を告示
- メキシコ GMトウモロコシ栽培を禁止 24年までに輸入も段階的に禁止
- 東アジアは農薬のホットスポット 日本はトップ5
- 農薬再評価 ネオニコとグリホサートなど優先14品目を告示
- 米国産ジャガイモ 輸入規制緩和 ポストハーベストも認める
- 輸入小麦の残留グリホサート 豪州産の検出率急増