最終更新日:2016年09月3日
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■農水省 米国産小麦の輸入を再開 GM小麦自生の原因は不明のまま
小麦
農水省は9月1日、7月末より停止していた一部米国産小麦の輸入を再開、とロイターが報じた。米国ワシントン州で7月29日、モンサントの未承認の除草剤耐性遺伝子組み換え(GM)小麦が見つかり、ワシントン州などで生産される食用小麦のウェスタン・ホワイトと、米国西海岸から輸出される飼料用小麦について買付と売渡を一時的に停止していた。厳重に管理され、完全に廃棄されたはずのGM小麦自生の原因が分からないまま、輸入が再開される。
農水省は8月24日、GM小麦の検出方法を確立したので、確認のできたものから売渡しを順次再開すると発表。輸入小麦について、これまでのMON71800にくわえMON71700の検査も行い、問題のないものだけを輸入するとしている。
・Reuters, 2016-9-1 ・農水省, 2016-8-24このワシントン州で見つかったGM小麦は、2000年前後にワシントン州で試験栽培されていた、除草剤ラウンドアップ耐性GM小麦MON71700。なぜ自生していたかの原因に関する発表はまだない。2013年に米国オレゴン州でモンサントの未承認GM小麦の自生が見つかったケースでは、「原因不明」で幕引きとなっている。おそらく、今回も同じように「原因不明」で幕引きとなるだろう。
【関連記事】 No.721 そろそろ幕引きか 未承認GM小麦問題
No.717 米国:モンサントの除草剤耐性GM小麦の自生見つかる
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