最終更新日:2017年3月14日
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■食品安全委員会 遺伝子組み換えキモシンの評価開始 チーズ製造にも遺伝子組み換え酵素
食品安全委員会は3月14日、厚労省より諮問あった遺伝子組み換えキモシン(カイマックスM)について、同委員会遺伝子組換え食品専門調査会での審議を決めた。この遺伝子組み換えキモシンは、クリスチャンハンセン社(デンマーク)の開発したチーズ凝固用の酵素で、野澤組カルチャーが申請した。
厚労省によれば、糸状菌を親株として、ヒトコブラクダ由来のプロキモシン遺伝子の導入などによる遺伝子組換え微生物を利用して生産されたキモシンであり、菌株は抗生物質耐性マーカー遺伝子をもっていないとしている。
・厚労省, 2017-3クリスチャンハンセン社によれば、この遺伝子組み換えキモシンは、2008年に発表されたという。
もともとチーズは、牛乳などを、仔牛の第4胃の消化液に由来するレンネット(カーフレンネット)を使って固めて作る。1960年代に微生物を利用した微生物レンネットが、1990年代に遺伝子組み換えレンネットが登場した。2007年時点では、それぞれのシェアは15%、40%、45%であり、将来的には微生物レンネットと遺伝子組み換えレンネットになるとみられているという。
日本の表示制度では、遺伝子組み換えレンネットを使ったチーズであっても表示は不要であり、消費者は知りようがないというのは問題だ。
・Chr. Hansen ・Milk Science Vol. 58カテゴリー
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