最終更新日:2017年11月30日
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2017.11.30 No.868
■食品安全委員会 組み換えミラクリン・トマトが議題に
miracle-fruit.jpg / Flickr
ミラクルフルーツ / scott.zona / Flickr

 12月5日に開催される食品安全委員会の議題に、遺伝子組み換えミラクリン発現トマトが挙がった。5日の会議では厚労省からの説明があり、遺伝子組み換え食品等専門調査会で審査されることになる。このミラクリン・トマトのプロジェクトは、特区制度の中で展開され、現状でも問題の多い遺伝子組み換え作物・食品の承認プロセスへの影響も危惧される。

 この筑波大学で開発されたミラクリン・トマトは、ミラクルフルーツ(西アフリカ原産)に含まれる酸味を甘味に感じさせるミラクリンを、遺伝子を組み換えたトマトで生産するように開発されたという。開発した江面教授(筑波大学)によれば、植物工場で栽培することで、ミラクリンを安定的に生産することを目的にミラクリン・トマトを開発したという。開発目標には、ミラクリン・トマトの食品としての安全性評価と栽培を行なう際の環境影響評価も挙げられている。

 ・食品安全委員会, 2017-11-30  ・生物工学 第92巻

 このミラクリン・トマトは、つくば国際戦略総合特区のプロジェクトの一つとして展開されようとしている。つくばグローバル・イノベーション推進機構が公表している資料によれば、年50トンのミラクリントマトを生産・加工できるプラントの国内5か所の整備を想定しているという。

 ・つくばグローバル・イノベーション推進機構, 2017-10  ・産経, 2017-10-15
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