最終更新日:2017年12月17日
2017年
![](http://organic-newsclip.info/img/line.jpg)
2017年12月
最近の記事
2022.12.29 No.1152
2022.12.25 No.1151
2022.11.30 No.1150
2017年12月の記事
2017.12.28 No.877
2017.12.27 No.876
2017.12.26 No.875
2017.12.21 No.874
2017.12.19 No.873
2017.12.17 No.872
2017.12.09 No.870
2017.12.01 No.869
2017年11月の記事
2017.11.30 No.868
2017.11.30 No.867
2017.11.28 No.866
2017.11.19 No.865
2017.11.08 No.864
2017年12月
2017.12.17 No.872
■EU委員会 ネオニコ系農薬の禁止決定を延期
![Bumble Bee / Dean Morley / Flickr rape_Bumble_Bee_s.jpg / Flickr](../../img/rape_Bumble_Bee_s.jpg)
ナタネとマルハナバチ / Dean Morley / Flickr
12月12日、13日の両日、EU委員会の植物・動物・食品・飼料常任委員会(PAFF)が開催された。この常任委員会でイミダクロプリドなど3種類のネオニコチノイド系農薬の禁止について加盟国の投票で決定するのではないかと見られていたが、来年前半まで延期したという。
Friends of the Earthは13日、「これはポリネーターにとってよいニュースではない」とツイートした。また、Farming UKは13日、投票は2018年前半に延期されたと報じた。
・Twitter, 2017-12-13 ・Farming UK, 2017-12-13EU委員会は、イミダクロプリド、チアメトキサム、クロチアニジンの3種類のネオニコチノイド系農薬の使用について、閉鎖温室での使用を除き屋外での使用について包括的に禁止しようとしている。10月には、さらに強化した規制を考慮しているとも報じられていた。
しかし、加盟28か国でこの禁止方針にはっきりと賛成しているのは、2018年9月から禁止を決めたフランスと、先ごろ環境大臣が禁止に賛成を明言した英国の2か国だけである。
こうした状況にあって、欧州の80以上のNGOは12月5日、ネオニコ系農薬の完全禁止へ向けて、各国政府への“圧力”を強めようと、Save the Bees Coalitionを結成した。
【関連記事】
No.865 英国 ネオニコ全面禁止へ方針転換
No.718 フランス 18年9月からネオニコ系農薬を禁止
No.564 EU:ネオニコ系農薬の一時禁止を決定
カテゴリー
よく読まれている記事
- ネオニコ系国内出荷量 21年度3.8%増 第二世代は63%増
- 有機農業は排外主義に与しない 参政党に反対する農民と市民が声明
- 冊子『スルホキサフロル 新しいネオニコチノイド系農薬』刊行のお知らせ
- ネオニコ系イミダクロプリド 自閉スペクトラム症様の視知覚障害を引き起こす
- 厚労省:グリホサートの残留基準値を大幅緩和を告示
- メキシコ GMトウモロコシ栽培を禁止 24年までに輸入も段階的に禁止
- 東アジアは農薬のホットスポット 日本はトップ5
- 農薬再評価 ネオニコとグリホサートなど優先14品目を告示
- 米国産ジャガイモ 輸入規制緩和 ポストハーベストも認める
- 輸入小麦の残留グリホサート 豪州産の検出率急増