最終更新日:2018年8月4日
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■トランプ政権:新たな環境政策の後退 野生保護区でのネオニコとGMO栽培禁止を解除

野生生物保護区のヘイタイマダラ。(米国フロリダ州) / Judy Gallagher / Flickr
米国はオバマ政権時代にミツバチなど花粉媒介動物(ポリネーター)の保護に踏み出していた。米国魚類野生生物局(FWS)は2014年7月、野生保護区でのネオニコチノイド系農薬の使用と遺伝子組み換え作物の栽培を禁止した。しかし、トランプ政権は8月3日、この野生保護区内で許可された農業における、これらの禁止解除を決定したとロイターなどが伝えた。トランプ政権の後ろ向きな環境政策に新たな後退が加わった。
野生生物保護団体のディフェンダーズ・オブ・ワイルドライフ(Defenders of Wildlife)は3日、「トランプ政権は、野生生物保護区に依存するハチやチョウのような生物種に脅威となる、野生生物保護区におけるネオニコチノイド系農薬や遺伝子組み換え作物の使用に関するオバマ政権の禁止を引っくり返した」とする声明を発表した。声明はまた、「トランプ政権による有毒な農薬や遺伝子組み換え作物の使用承認は、野生動物保護区とそれに依存する野生生物をバカにするもの」と非難している。
ディフェンダーズ・オブ・ワイルドライフによれば、米国魚類野生生物局(FWS)のシーハン副局長は2日付のメモで、オバマ政権時代に下されたネオニコとGMO作物の禁止について「ケース・バイ・ケースで判断する」としているという。
・Defenders of Wildlife, 2018-8-3 ・Reuters, 2018-8-3 ・Hufingtponpost, 2018-8-3【関連記事】
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