最終更新日:2022年7月16日
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■減少続くワサビの生産量 温暖化と高齢化のはざまで
八百屋の店頭で売られるワサビはすでに高級品 / Dao-hui Chen / Flickr
ワサビの生産が減少し、生ワサビを売りにしている店が困惑していると、ロイターが映像で伝えている。ワサビの生産量は、温暖化による水温上昇や洪水、高齢化などで、2005年の半分までに減少しているという。そのため、生のワサビを売り物にしているそば店は、「ワサビの安定供給ができないということがこれからも続くのであれば、生ワサビをゼロにしないというところで耐えていく」と困惑しているという。
・ロイター, 2022-7-15農水省の統計(特用林産物生産統計調査)によれば、2005年に1099トンあった畑ワサビを含むワサビの生産量は、2020年には450トンにまで減少。この15年で、半減どころか60%も減少している。当然、葉ワサビの生産も2005年の3.5トンから1.5トンにまで減少している。生ワサビはますます貴重品となっていく。
ワサビ生産量推移(2005年-2020年)
・農水省
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